ソフトバンク光は確定申告で経費にできる?インターネット代の家事按分の計算方法と節税ポイント

ソフトバンク光の経費を確定申告で家事按分する個人事業主

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ソフトバンク光の月額料金をソフトバンク光 経費として確定申告で計上するには——毎月5,000〜6,000円のインターネット代が年間6〜7万円の節税につながります。しかし、「自宅でも使っているから全額は無理?」「どうやって計算すれば税務署に認められる?」という疑問で、そのまま放置している個人事業主が少なくありません。

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ソフトバンク光は確定申告で経費にできる?インターネット代の家事按分の計算方法と節税ポイント

「SoftBank光の月額料金って、確定申告で経費にできるの?どうやって計算すればいいの?按分って何?」

毎月5,000〜6,000円前後のインターネット代が、確定申告で経費になれば年間6〜7万円の節税につながります。しかし、「自宅でも使っているから全額は無理?」「どうやって計算すれば税務署に認められる?」という疑問で、そのまま放置している個人事業主が少なくありません。

本記事では、SoftBank光の月額料金を確定申告で経費計上する具体的な方法を、家事按分の計算方法から仕訳の書き方まで実務レベルで解説します。SoftBank光をすでに契約している方、または乗り換えを検討中で経費処理も確認したい方にとって実用的な内容です。

【この記事の結論・3秒チェック】

  • 自宅兼事務所のインターネット代は「家事按分」して一部を経費にできる。
  • 按分の計算は「仕事に使う時間÷1日の総使用時間」や「事務所面積÷自宅全体の面積」が一般的。
  • 青色申告・白色申告ともに家事按分の考え方は同じだが、記録の残し方に差がある。
  • SoftBank光の月額料金(マンション・戸建て)と按分率50%/60%/70%で変わる経費額を後述します。
  • SoftBank光の評判・乗り換えメリットはSoftBank光の評判・口コミ|個人事業主向け乗り換えガイドをご覧ください。本記事は「契約後の確定申告実務」に特化しています。

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インターネット代は経費にできる?基本ルール

インターネット代を経費として計上できるかどうかは、「その支出が事業のために使われているかどうか」が判断基準です。

事業専用回線は100%経費

事務所・店舗専用のインターネット回線で、プライベートでは一切使用しない場合は、月額料金の全額を経費(通信費)として計上できます。ただし個人事業主の多くは自宅兼事務所のため、次のケースの方が多いでしょう。

自宅兼事務所の場合は家事按分が必須

同じ回線を仕事でも私用でも使っている場合(最も一般的なケース)は、「家事按分」が必要です。家事按分とは、生活費と事業費が混在している費用を、合理的な割合で事業費と生活費に分けることを言います。

按分なしで全額経費計上は危険自宅兼用の回線料金を全額経費にすることは原則として認められません。税務調査で指摘された場合、全額経費のうち生活費部分が否認され、追徴課税の対象になる可能性があります。必ず合理的な按分を行い、計算根拠を記録しておきましょう。

青色申告と白色申告で按分の考え方は同じか

家事按分のルール自体は青色申告・白色申告で変わりません。どちらも「事業のために使った部分のみ経費計上できる」という原則は同じです。ただし、青色申告では帳簿の整備・証憑の保存がより厳しく求められるため、按分根拠の記録をより丁寧に行う必要があります。

白色申告の場合も、按分根拠がない費用を全額経費にすることは認められません。按分根拠の記録は白色申告でも残しておくことを推奨します。最終的な判断については税理士にご相談ください。

家事按分については弥生の公式ガイド「按分とは?確定申告での家事按分の計算方法」も参考になります。またfreeeの「家事按分とは?個人事業主の確定申告での計算方法」も詳しく解説しています。

国税庁タックスアンサーでは、必要経費の考え方と家事関連費のルールが公式に示されています。
No.2210 必要経費の知識(家事関連費)(国税庁)
No.1350 事業所得の課税のしくみ(国税庁)

インターネット代のほかにも経費化できる支出は多くあります。個人事業主の経費全般を一覧で確認したい方は「個人事業主の経費一覧|どこまで経費にできるか完全解説」も参考にしてください。

家事按分の計算方法(3つの基準)

インターネット代の家事按分には主に以下の3つの計算基準が使われます。いずれも「合理的な根拠がある」ことが条件です。

①時間基準(業務使用時間÷総インターネット使用時間)

1日の中で事業のためにインターネットを使う時間と、プライベートで使う時間の比率で按分する方法です。

時間基準の計算例

1日の業務でのインターネット使用時間:8時間

1日の合計インターネット使用時間:12時間(業務8時間+私用4時間)

按分率 = 8 ÷ 12 = 約67% → 月額料金の67%を経費計上

時間基準は在宅ワーカー・フリーランスにとって比較的合理的な方法です。ただし、実際の使用時間を記録しておくことが難しいため、概算でも構いませんが、根拠となる記録(作業ログ・スケジュール帳など)を残しておくことをお勧めします。

②面積基準(事務所として使用する部屋の面積÷自宅全体の面積)

自宅の中で事務所として使っている部屋の面積比率で按分する方法です。部屋全体をほぼ仕事専用で使っている場合に有利です。

面積基準の計算例

事務所として使用している部屋(書斎):8畳

自宅全体の面積:40畳

按分率 = 8 ÷ 40 = 20% → 月額料金の20%を経費計上

面積基準は計算根拠が明確で、間取り図があれば第三者にも説明しやすいメリットがあります。ただし、「部屋全体を事務所として使っているが実際には家族も使っている」などの場合は、実態に合わせて調整が必要です。

③日数基準(稼働日数÷年間日数)

年間で仕事をする日数の比率で按分する方法です。他の基準と比べると按分率が低くなりやすく、インターネット代の経費化には適していないことが多いです。家賃の按分など他の費用で使われることが多い基準です。

どの基準を選べばよいか自宅でほぼ終日仕事をしているフリーランスは時間基準が有利です。仕事専用の書斎がある場合は面積基準も検討できます。重要なのは「毎年同じ基準を使い続けること」です。税務署に根拠を聞かれたときに説明できる基準を選んでください。

SoftBank光の月額料金と経費計上額の目安

主要プランの月額料金(2026年9月時点の参考値)

SoftBank光の月額料金は建物の種類(マンション・戸建て)とプランによって異なります。以下は公式サイトで公開されている参考値ですが、キャンペーンや割引によって変動します。申込み時は必ず公式サイトで最新料金を確認してください。

プラン 月額料金(目安) 向いている建物
SoftBank光 マンションタイプ(ミニ/ギガ) 3,000〜5,000円程度 集合住宅
SoftBank光 戸建てタイプ(ギガ) 5,000〜6,000円程度 一戸建て

※上記は参考値です。オプション・割引・工事費分割等を含まない基本料金の目安。最新料金は公式サイトでご確認ください。

按分率50%/60%/70%で変わる月額経費・年間節税効果

月額5,500円(戸建てタイプの目安)を例に、按分率別の経費計上額と節税効果を試算します。所得税率は20%(課税所得330万〜695万円の場合)を前提にした概算です。

按分率 月額経費計上額 年間経費計上額 年間節税効果(所得税20%の場合)
30% 1,650円 19,800円 約3,960円
50% 2,750円 33,000円 約6,600円
60% 3,300円 39,600円 約7,920円
70% 3,850円 46,200円 約9,240円
100%(事業専用の場合のみ) 5,500円 66,000円 約13,200円

※所得税20%は課税所得330〜695万円帯の場合。実際の節税効果は住民税や個人事業税も合わせて計算するとさらに大きくなります。上記は概算であり、正確な計算は税理士にご確認ください。

確定申告での記帳方法(勘定科目と仕訳)

勘定科目は「通信費」で処理

インターネット代(光回線の月額料金)の勘定科目は「通信費」が一般的です。電話代・郵便料金なども同じ勘定科目で処理します。事業で使用したビデオ会議ツール(Zoom有料プランなど)も通信費または「支払手数料」として処理できます。

仕訳例①:自宅兼用回線(按分60%)

SoftBank光 月額5,500円 × 按分率60% = 経費算入額 3,300円

(借方)通信費 3,300円 /(貸方)普通預金 5,500円

(借方)事業主貸 2,200円(家事按分分)

仕訳例②:毎月クレジットカード引き落としの場合

(借方)通信費 3,300円 /(貸方)未払金(またはクレジットカード) 3,300円

引き落とし日:(借方)未払金 3,300円 /(貸方)普通預金 3,300円

会計ソフト 口座連携 按分機能 スマートフォンアプリ 月額料金(目安)
マネーフォワードクラウド確定申告 ◎(2,500以上の金融機関) ○(手動で按分額を入力) 980〜2,980円/月
やよいの青色申告オンライン 0〜2,508円/月
freee会計 ◎(家事按分設定あり) 1,480〜5,600円/月

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比較表①:光回線事業者別 経費処理のしやすさ比較

光回線 月額料金の目安(マンション) 平均速度目安(戸建て) セット割 請求書・明細の取得 乗り換えやすさ 個人事業主向けコメント
SoftBank光 3,000〜5,000円 300Mbps〜1Gbps目安 SoftBankスマホ 最大1,100円/月 ○(マイソフトバンクで確認) ◎(転用・事業者変更対応) SoftBankスマホとセット割◎。按分計算もシンプル
ドコモ光(NTTフレッツ光) 3,500〜5,500円 300Mbps〜1Gbps目安 ドコモスマホ 最大1,100円/月 ドコモユーザーはセット割を活かしやすい
auひかり 3,500〜5,000円 独自網 最大1Gbps〜10Gbps auスマホ 最大1,100円/月 ○(独自回線のため要工事の場合あり) auユーザーに◎。独自網で安定性が高い傾向
NURO光 2,090〜4,900円(2Gbps) 2Gbps(下り)目安 なし(SoftBank系優遇あり) △(独自工事が必要なケースあり) 速度重視の動画クリエイター・大容量ファイル転送が多い方向け

※上記は参考値です。最新料金・速度・割引条件は各公式サイトでご確認ください。速度は利用環境・時間帯により変動します。

比較表②:按分率別 月額経費・年間節税効果(SoftBank光 戸建て5,500円の場合)

仕事での使用割合 按分率 月額経費算入額 年間経費額 年間節税(所得税20%) 年間節税(所得税+住民税30%)
ほとんどプライベート 20% 1,100円 13,200円 約2,640円 約3,960円
半々程度 50% 2,750円 33,000円 約6,600円 約9,900円
仕事中心(6割) 60% 3,300円 39,600円 約7,920円 約11,880円
ほぼ仕事(7割) 70% 3,850円 46,200円 約9,240円 約13,860円

SoftBank光を経費処理するときの注意点

①按分根拠の記録を必ず残す

「なんとなく60%にした」では税務調査で根拠を説明できません。面積基準なら間取り図のコピーと計算式、時間基準なら平均的な1日の業務スケジュールを書いたメモを、経費処理の根拠として保存しておきましょう。

②工事費・端末費の処理方法

開通工事費が発生した場合、その費用も事業費按分が必要です。工事費が少額(概ね10万円未満)であれば、発生時に「通信費」として一括計上できます。

③解約・違約金の経費処理方法

SoftBank光には利用期間に応じた解約時の違約金が設定されています。2年契約などの期間縛りがある場合、契約期間外に解約すると違約金(目安:9,500〜10,450円程度、プラン・時期による)が発生することがあります。この違約金も、事業用の通信回線に係る費用であれば、按分後の金額を経費として計上できます。

違約金の勘定科目と仕訳例

月額回線料と同様に「通信費」または「雑費」で処理します。

例:違約金10,000円・按分率60%の場合 → 経費算入額 6,000円

(借方)通信費 6,000円 /(借方)事業主貸 4,000円 /(貸方)普通預金 10,000円

乗り換えの手続きについて:他社への乗り換えには「転用承諾番号」または「事業者変更承諾番号」の取得が必要です。転用承諾番号は SoftBank光の解約窓口(マイソフトバンクまたはお客様センター)で取得できます。番号の有効期限は発行から15日間ですので、取得後は速やかに新しい回線の申込みを行いましょう。

解約月の経費計上:解約月は実際の支払額(サービス終了日までの日割り計算が適用される場合はその金額)を按分して計上します。解約月の請求明細に違約金と月額料金が合算されている場合は、それぞれの内訳を確認してから記帳することをお勧めします。

解約時の書類保存は必須解約時の「最終請求明細書」と「違約金の詳細明細」は、税務上の証憑として必ず保存してください。マイソフトバンクからダウンロードできる場合はPDFで保存しておくと確認申告時に役立ちます。最終的な経費処理の判断については税理士にご確認ください。

個人事業主の税務調査対策について詳しく知りたい方は「税務調査の対策|個人事業主が知っておくべき準備と対応」もあわせてご覧ください。

インターネット代以外にも経費化できる通信費

スマートフォン代

仕事でも使っているスマートフォンの月額料金は、インターネット代と同様に家事按分して経費計上できます。

クラウドサービス月額

Slack・Notion・Zoom・Google Workspace・Dropboxなどの事業で使用しているクラウドサービスの月額料金は、全額「通信費」または「支払手数料」として計上できます。

固定電話代・FAX

店舗・事務所の固定電話やFAX回線料も「通信費」として計上できます。自宅の電話を仕事でも使っている場合は家事按分が必要です。

SoftBankスマホとまとめて経費化する方法

「光回線の経費化はわかった。でも、毎月のスマホ代も合わせて経費にできる?まとめて処理する方法はある?」という疑問に、ここで正面から答えます。

おうち割光セットの仕組み

SoftBank光を契約していてSoftBankのスマートフォンも使っている場合、「おうち割光セット」が適用されると、スマホ料金が最大1,100円/月割り引かれます(「最大」であり、適用されるプラン・回線数等の条件によって割引額は異なります。最新の割引条件は公式サイトでご確認ください)。

経費処理の観点では、この割引を受けた後の実際の支払額(割引後の金額)が経費計算の基準になります。割引前の定価を経費として計上することはできません。実際の支出額が経費の上限です。

光回線とスマホを別々に按分する考え方

光回線(SoftBank光)とスマートフォン代は、それぞれ別の按分率を設定するのが実態に即した処理です。一般的な目安として、在宅ワーク中心のフリーランスの場合は以下のような設定が考えられます。

費用の種類 按分率の目安 考え方
SoftBank光(光回線) 50〜70% 仕事での使用時間・作業環境による
SoftBankスマホ(スマートフォン) 40〜60% 業務での通話・メール・SNS運用などの使用割合による

これらはあくまで目安です。実際の業務使用割合に基づいて設定してください。光回線とスマホで按分率が違っていても問題ありません。それぞれの使い方の実態が異なるためです。

クレジットカードで光+スマホを一括引き落としする場合の仕訳例

仕訳例:光5,500円(按分60%)+スマホ8,000円(おうち割1,100円引き後・按分50%)

SoftBank光:5,500円 × 60% = 経費算入 3,300円

SoftBankスマホ(割引後):6,900円 × 50% = 経費算入 3,450円

合計経費計上:3,300円 + 3,450円 = 6,750円

(借方)通信費 6,750円

(借方)事業主貸 5,650円(家事按分分)

(貸方)クレジットカード(未払金)12,400円

まとめて経費化できますか?→ できます。ただし按分は別々に。光回線とスマホをまとめてクレジットカード払いにしていても、帳簿上はそれぞれを「通信費」として別々の按分率で計算して計上します。同じ勘定科目(通信費)で処理するので申告書は簡潔です。複雑にはなりません。

電話代と光回線を分けて記帳する実務ポイント

会計ソフトに取り込む際は、クレジットカードの引き落とし明細から「SoftBank光」と「SoftBankスマートフォン」の料金を分けて入力します。一行にまとめて入力すると後から按分率を変更したいときに手間が増えるため、最初から別々のレコードで管理する習慣をつけておくと確定申告時に楽になります。

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フリーランス業種別:按分率の目安一覧

「自分の職種では按分率をどのくらいに設定すればいいのか」は、多くのフリーランスが迷うポイントです。以下に業種別の目安をまとめます。

これらはあくまで目安であり、実態の使用時間・場所に基づいて各自が合理的に設定することが重要です。税務調査では「なぜその割合にしたか」の説明が求められるため、選んだ理由をメモに残すことを強くお勧めします。

職種 按分率の目安 考え方・根拠
Webデザイナー 60〜70% クリエイティブ制作・クライアントとのオンライン打ち合わせがほぼ日常的に発生するため
ライター・コピーライター 70〜80% リサーチ・執筆・納品がほぼオンライン完結。作業時間の大半がインターネット使用時間に該当する
エンジニア・プログラマー 70〜80% コーディング・デプロイ・コードレビューがすべてオンライン。リモート勤務の場合は特に高い
動画クリエイター・YouTuber 60〜70% 動画のアップロード・編集素材のやりとり・SNS運用で大容量通信を使用する機会が多い
コンサルタント 50〜60% 打ち合わせはZoom/Teams経由、資料作成・調査もオンライン。移動・対面の割合による
ECショップ運営 50〜60% 受発注管理・商品ページ更新・広告運用がオンライン。仕入れや梱包など物理作業との比率による
小売・飲食店オーナー(店舗あり) 30〜50% 店舗での実作業が中心。在宅でのバックオフィス作業(発注・会計・SNS)の割合を根拠に設定
副業フリーランス(本業あり) 30〜40% 副業に費やす時間の割合が全体の3〜4割程度の場合。実際の副業稼働時間を記録して根拠にする

再掲:上記はあくまで目安であり、実態の使用時間・場所に基づいて各自が合理的に設定することが重要です。税務調査では「なぜその割合にしたか」の説明が求められます。「業種的に〇〇%が一般的だから」だけでは根拠として弱い場合があります。自分の実際の作業記録(スケジュール帳・作業ログ)を根拠として残しておくことをお勧めします。

按分率は毎年同じ基準で維持することが重要年ごとに按分率を大きく変えると、税務署から「なぜ変えたのか」を問われることがあります。業務環境が変わった(専用書斎を設けた、在宅勤務比率が増えたなど)場合は変更の理由をメモとして残しておきましょう。最終的な判断は税理士にご相談ください。

SoftBank光の速度・品質と業務への影響

経費処理の話と並んで、フリーランスが気にするのは「業務中に回線が不安定にならないか」という点です。通信品質の問題は、クライアントとのZoomが途切れたり、大容量ファイルの納品が遅延したりと、直接的なビジネス損失につながります。

SoftBank光の速度目安

SoftBank光はNTT東日本・NTT西日本のフレッツ光網を利用しているため、回線の安定性は比較的高い傾向があります。速度の目安は以下の通りですが、実際の速度は利用環境・接続機器・時間帯により大きく変動します。

建物タイプ 下り速度の目安(参考値) 備考
戸建て(ギガタイプ) 300Mbps〜1Gbps フレッツ光網使用。工事が必要な場合あり
マンション(ギガタイプ) 100〜500Mbps 建物設備・ユーザー数により変動

※上記は参考値です。公式サイトの技術仕様や実測データとは異なる場合があります。

業務別の帯域要件の目安

業務内容によって必要な通信速度は異なります。以下は一般的な目安です。

業務内容 必要な速度の目安 SoftBank光での対応
Zoom/Teams ビデオ通話(HD) 上り:3〜10Mbps 通常環境で問題ない速度帯
4K動画のアップロード 上り:25Mbps以上推奨 戸建て環境であれば対応可能な場合が多い
大容量ファイル転送(1GB超) 上り:50Mbps以上推奨 速度が出ている時間帯に実施することを推奨
通常のWeb作業・メール 下り:10Mbps程度 問題なく対応

工事が必要なケース・不要なケース

工事が必要なケース:自宅に光コンセント(光ファイバーの差し込み口)がない場合は、NTTの設備工事が必要です。工事には立ち合いが必要で、開通まで数週間かかることがあります。

工事が不要なケース:すでに光コンセントが設置されている場合(フレッツ光やドコモ光など他社の光回線を利用していた経験がある場合など)は、工事なしで開通できるケースもあります。ただし、建物の状況によって異なるため、申込み時に確認することをお勧めします。

夜間混雑(20〜23時)への対処法

光回線全般に言えることですが、夜間(特に20〜23時)は多くのユーザーが同時接続するため速度が低下することがあります。SoftBank光もフレッツ光網を使用しているため、この傾向があります。

夜間混雑を避ける実務的な対処法

  • 大容量ファイルのアップロード・バックアップは昼間(9〜17時)に行う
  • Zoomなどの重要な打ち合わせは夜22時以降を避けて設定する
  • 夜間に速度低下が続く場合は、Wi-Fiルーターの配置・設定の見直しも有効

在宅ワーカーにとって、インターネット接続の安定性は業務の信頼性そのものです。接続切れや速度低下が原因でクライアントとの打ち合わせが中断されたり、納期ギリギリのファイル転送が失敗したりすれば、直接的な機会損失や信頼損失につながります。通信環境への投資(回線選定・ルーター更新)を経費として合理的に計上する意義は、そこにあります。

向いている人・向いていない人

✅ SoftBank光への乗り換えが経費観点でも合う人

  • SoftBankのスマートフォンを使っており、「おうち割光セット」で毎月割引を受けたい方
  • インターネット代を経費計上したいが、現在の回線より月額コストを抑えたい方
  • 自宅兼事務所で在宅ワーク中心のフリーランス・個人事業主

❌ SoftBank光が向いていない人

  • 現在の光回線で違約金が高額に発生する方
  • マンションで光回線の工事ができない(設備非対応)場合
  • ドコモ・auスマホを使っており、セット割を別の事業者で受けたい方

SoftBank光の申込み手順

STEP1:公式サイトで料金・キャンペーン・工事可否を確認する。

STEP2:申込み完了後に届く「契約確認書」「月額料金明細」を保存する。

STEP3:家事按分の基準(時間・面積)を決め、計算根拠をメモに残す。

STEP4:毎月の支払いを確認し、按分後の金額を「通信費」として帳簿に記帳する。

STEP5:確定申告時に「通信費」として収支内訳書または青色申告決算書に記載する。

SoftBank光への乗り換えを検討している方はこちら

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よくある質問(FAQ)

Q SoftBank光の月額料金は全額経費にできますか?

A 自宅兼事務所で使っている場合は全額経費計上はできません。家事按分(業務使用分のみ)が必要です。

Q 按分率は自分で決めていいですか?

A はい、合理的な根拠があれば自分で決められます。ただし根拠の記録を残しておくことが重要です。

Q 白色申告でも家事按分できますか?

A はい、白色申告でも家事按分はできます。家事按分のルール自体は青色・白色で変わりません。

Q SoftBank光の請求書・領収書はどこで確認できますか?

A 「MySoftBank」アカウントから請求書・利用明細を確認・ダウンロードできます。

Q Wi-Fiルーターのレンタル料は別に経費計上できますか?

A はい、レンタルルーター料金も月額回線料金と同様に「通信費」として按分後に計上できます。

Q 自宅の家賃も按分できますか?

A はい、自宅兼事務所の家賃も家事按分して経費計上できます。事務所スペースの面積比率で按分します。

Q SoftBank光の初期費用・工事費も経費にできますか?

A 事業用途で使う回線の初期費用・工事費も按分後の金額を経費計上できます。

Q 個人名義の回線を法人で使う場合は?

A 個人名義のまま法人の経費に計上すると問題になることがあります。詳細は税理士にご相談ください。

Q 確定申告書のどこにインターネット代を記載しますか?

A 青色申告決算書(一般用)の「通信費」欄、または白色申告の収支内訳書の「通信費」欄に記載します。

Q 複数の回線を契約している場合はどうなりますか?

A 自宅用と事務所用を明確に分けている場合は、それぞれ全額または按分して計上できます。

Q 解約・乗り換え時の違約金は経費になりますか?

A 事業用回線に係る解約違約金は、按分後の金額を「通信費」または「雑費」として経費計上できます。解約時の請求明細書は証憑として保存しておきましょう。最終的な判断は税理士にご確認ください。

Q SoftBankスマホとセットで使うと確定申告が複雑になりますか?

A 光回線とスマホ代をそれぞれ別の按分率で「通信費」として計上するだけなので、特別に複雑にはなりません。セット割(おうち割光セット)で値引きされた後の実際の支払額で計算します。同じ勘定科目(通信費)を使うため、確定申告書への記載もシンプルです。

Q リモートワーク中心なのですが、按分率を高めに設定しても問題ありませんか?

A リモートワーク中心で実態の業務使用時間が高い場合は、それを根拠として高い按分率を設定できます。ただし「リモートワーク中心だから70%」とするには、実際の業務時間の記録(作業ログ・スケジュール帳など)を根拠として保存しておくことをお勧めします。根拠が明確であれば70〜80%の按分率でも合理的に説明できます。

Q 月の途中でSoftBank光を解約した場合、その月の経費はどうなりますか?

A 解約月も実際の支払額(日割り計算された金額)を按分して経費計上します。請求書に記載された金額が経費計算の基準です。解約月の明細は必ず保存しておきましょう。

まとめ

  • SoftBank光の月額料金は、自宅兼事務所の場合は家事按分(業務使用分のみ)で経費計上できる
  • 按分の計算基準は「時間比率」か「面積比率」が一般的。根拠を記録として残すことが重要
  • 青色申告・白色申告ともに家事按分のルールは同じ(記録の厳密さに差がある)
  • 仕訳の勘定科目は「通信費」。毎月の引き落とし後に按分額のみ計上する
  • インターネット代だけでなく、スマートフォン代・クラウドサービス料も経費化できる
  • 最終的な税務判断は税理士に確認することをお勧めします

投稿者: 徳田裕也

沖縄フリーランス経営者・徳田裕也。店舗オーナー・個人事業主向けにAIを活用した業務効率化・集客改善の情を発信。

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